会社等で働いている人は、1年に一回、必ず健康診断を受診するよう義務付けがされています。会社によっては働いている人の家族も健康診断の受診をさせてくれたりしますが、それ以外の人は中々、健康診断というものを定期的に受診することは少ないかもしれません。やはり病は早期発見・早期治療が大切になるので、定期的に健診を受けることが重要です。その際、健診を受け、その結果で受診勧奨が必要ですよと言われることもあります。それは検査結果において標準の数値から大きく外れたものに対して行われることです。受診勧奨に該当しても急いで病院に行かなければいけないというわけでもありません。まずは自分の生活を見直し、生活習慣の改善を図ります。その中で、かかりつけ医に相談し、どういった部分の生活習慣の改善をしていけば良いのか、一緒に取り組んでいくことも大切です。

健診受診勧奨とはどういった時にされるのか

まず、健診を受けた際、何を見て受診勧奨という運びになるのか。それは特定健診において検査する項目、メタボリックシンドロームもそのひとつです。メタボリックシンドロームは内臓に脂肪が蓄積され、それによって血糖や中性脂質、血圧などが標準より上回ってしまったものです。血糖や中性脂質、血圧が標準より上回るとどんな病気が心配されるのかというと、狭心症や心筋梗塞、脳卒中などと言われています。生活習慣病と呼ばれる病気の危険性に見まわれるのです。よって、そういったメタボリックシンドロームの危険性がある数値になった際、受診勧奨は行われます。しかし前述のように、受診勧奨されたからと言って、すぐ病院に行って薬の投薬や入院などといったことではありません。まずは生活習慣の改善から始めていかなければならないため、かかりつけ医に相談し、そこで薬の投薬が必要な場合には症状に見合った薬が処方されます。

健診の受診勧奨することのメリット

健診の受診勧奨ということは、大きな病を事前に防ぐことが出来ます。そして、その病と言うのは自分の生活そのものが原因になるわけなので、そこをきちんと見直していけばいいのです。しかし、一人暮らしの高齢者が増えている現在、中々、生活習慣の改善をするというのも難しいでしょう。若いころからのお酒や喫煙は年齢を重ねたからと言って量が減っていくわけではありませんし、年齢を重ねると何が減るかと言うと、運動量です。そういったことも踏まえ、自分でどうやって生活習慣の改善をしたらいいかわからない場合、かかりつけ医に相談し、管理栄養士や指導してくれる保健師がいる保健機関を紹介してもらうのもいいでしょう。生活習慣の改善には1か月から3か月くらい要します。その間、経過観察も必要となってくる為、そういったフォローをしっかりしてくれる人がいるところを探すことから始めてみましょう。