健康診断とは、診察や検査などで健康状態を評価する事です。それにより、健康の維持や疾患の予防及び早期発見に役立てるものでもあります。一般的には健診と呼ばれています。おおくの人は年に一度、健診をうける機会があります。学校や職場、地方の公共団体などで行なわれているものは、法令によって実施が義務付けられています。その他の任意で行なわれる物に関しては診断書の発行を目的とした事が多いです。全身的に詳細な検査を行なったりするサービスもあり、人間ドックと呼ばれています。健診と聞くとがん検診などを思い浮かべる人も多いかと思いますが、それら特定の疾患の発見を目的としているものは、検診と呼ばれています。そして健診及び検診の結果、受診勧奨を受ける事があります。それは決して悪い事ではなく、疾患の早期発見などにつながるものになります。

健診の内容について詳しく見てみましょう

まずは健診の項目を見ていきましょう。身長、体重は肥満などの疾患を対象としています。血中脂質を調べる事により、脂質異常などを発見していきます。血圧は高血圧やそれに続発する疾患を確認します。空腹時血糖やグリコヘモグロビンは糖尿病の有無を調べます。また、喫煙に関する問診は喫煙行為の有無を確認します。その他、レントゲン撮影をしたり、心電図を取ったりする事もあります。学校で行なわれる健診では、眼や耳、口腔内の疾患の有無も確認していきます。健診の種類によってさまざまな検査を組み合わせていきます。医師の診断が無く検体の検査結果のみで診断をしようとすると、健康であると誤解して検診を受けなかったり、医療機関への受診が遅れたりする事があります。その為、医療機関への受診につなげる為に受診勧奨が励行されています。

健診の受診勧奨による効果について

それでは、健診の受診勧奨はどのような効果をもたらすのでしょうか。健康診断の受診率は高くありません。それはがん検診などにおいても同様です。自分の健康状態を把握する大切な健診ですが、日頃不調が無ければ健康だと認識してしまいます。健診は医療機関へ行って受けなくてはならない為、非常に腰が重くなる事があります。そういった場合に必要なのが、きっかけです。例えば、がん検診に助成金が出たり、しばらく受けていない人へパンフレットなどを送付したり、健診を受けようと思えるきっかけを与える事が大切です。それにより、健診の受診率は上がり、疾患の早期発見及び早期治療へと繋がっていきます。また、健診結果を基に医療機関への受診を進めたりする事によって、疾患の早期発見へとつなげていけるのです。